ガーデン・ロスト感想
※ネタバレ含みます。
表紙が美しい。誠に美しい。(大事なことなので2回いいました)
でも、中身はイラストが一切なくライトノベルとして期待して読む人にとっては物足りないかもしれません。
AW文庫で定価は530円とまあまあ買いやすい値段となっています。私は買っていません。いつか……買うんだ。
女子高生4人の少女の日常をそれぞれの視点で、きめ細やかに描写したリアリティあふれる作品となっています。マジ紅玉さんパネエ
↓4人の性格
エカは誰にでも優しい女の子ですが、それは嫌われたくない気持ちもあり偽善的な要素を含んでいると自分でも自覚し嫌悪しています。文通相手との文通もその性格が災いしやめられません。
マルは二次元のキャラクターや俳優をダーリンと呼ぶ愛らしい女の子で、たくさんの男と付き合ってきましたが、未だ本物の恋をしたことがありません。
オズは古くから付き合いのある隣の家の青年から制服姿を笑われたため、普段から男っぽい容姿になっています。
シバは毒舌で、言いたいことをずけずけ言っています。しかしメンタル・体が弱く、熱を出すことがしょっちゅうです。親からは国公立大学への進学を期待されています。
否定形で書くとこんなもんですかね。文章力ください
あらすじに壊れやすく繊細なとか書いてあったんで、てっきり日常が壊れる系かなと思って読み進めたんですがなんてこったい
全然違うじゃん!!崩壊系wktkとか思ったあのときの私が恥ずかしい!!
切ない感動物語でした
ラストのシバ視点の章にこれまでの3人の成長がうかがえて心の中で涙を流しました。
マルが高良くんと結ばれて超よかった・・・!
きっとあなたたちは素敵な大人になるんだろうな